金武 武の家族より2021年7月25日2 分感想文13セミフィクション小説「人生の花火」の感想を家族目線で書いてみたいと思います。 まず感じたことは金武武の物語というより金武武が歩んできた人生の大筋を主人公の葉山悠二さんが歩んだ場合はこういう考え方をするんだなぁという印象です。...
京子2021年7月11日1 分感想文12読書に苦手意識がある私が、この本の第1ページを開くにはかなりの覚悟が必要でした。 ところが、最初の6行でスッと悠二の人生に吸い込まれて行きました。 細かい描写に風景や状況が目の前に広がります。彼の仕事の内容の詳しい説明にも知らなかった知識を得た気がしました。展開の早さもあり...
Hisashi Tomibe2021年7月11日1 分金武さんの動画(10)梅雨とコロナの感染者増が続く、すっきりとしない毎日ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか? そんな鬱陶しい気分をさわやかにしてくれる金武さんの動画が公開されました。花火写真の撮影の奥深さを、実に分かりやすく、また楽しく解説されています。 是非ともご覧になってください。...
砂町2021年6月14日1 分感想文11お知らせをいただいてから日が過ぎてしまいましたが、 先日、ネットで作品を求めて、読ませていただきました。 率直に、大したものだなあというのが感想です。 手に取った時には、ずいぶん立派で、長そうで 荷が重い感じがしたのですが、予想に反しました。...
Hisashi Tomibe2021年6月12日3 分エピソード5(9)今回は再び、『恋人』の章からのエピソード。そして、読み終わったあと、この写真をよくご覧になってください。何か不思議なものが見えてきますよね。 ところで、ユッコは不思議な能力を持っていた。 それは、朝から生暖かい風の吹く3月下旬の土曜日、昼下がりのことだった。バイトで少し...
Hisashi Tomibe2021年5月30日3 分エピソード4(8)まだまだ眠っているエピソード、今回は第2章の『長い夜』に入っていたものです。 削ってしまった原稿を発表すること、これは作家としてはやってはいけない事ではないかという思いがしないでもありませんが、まず私はプロの作家ではないし、それにフィクションではありますが、金武さんに関連し...
Hisashi Tomibe2021年5月22日4 分エピソード3(7)さて、今回のエピソードは恋人の章からのもの。やや刺激的な内容ですが、これは、私の経験と想像によるところが多い部分なので、主人公が進む道からは少し外れていると思って、削除した部分です。 一月の半ばになると、親戚から貰ったお年玉もあったので、二人で温泉にでも行こうという話になっ...
Hisashi Tomibe2021年5月15日7 分エピソード2(6)まだまだある削除したエピソード、出し惜しみしないで掲載していきます。これは第二章の『長い夜』にあった一節です。 のちに悠二が高校生になった頃、一度母の日記を盗み見た事があった。 その日は、たまたま家の中に誰もおらず、悠二が学校から早く帰ってきたときのことだった。自室で音楽を...
直江2021年5月15日1 分感想文10一気に読み終えました。 初志貫徹 自分が一生かけて取り組める「花火写真家」を掴み取ったことは、宝ですね。 この世に一つしかない金武さんの生きるすべ。 持って生まれた金武さんのやさしさや明るさ、素直さや器用さ。 この本の中で、本当は大変な事なのに、思わず笑ってしまう場面。...
tara2021年5月11日1 分感想文9さて、遅くなりましたが、「人生の花火」拝読いたしました。 4月の中旬には読み終えていたのですが、何となく日が過ぎ・・・。 厚い本なのにトントン読め、ちょっと説明過剰かと思えるところもありましたが、 その場の空気感というか登場人物(特に主人公が感じている)心情がとても上手く表...
Hisashi Tomibe2021年5月8日11 分失われたエピソード1(5)実はこの小説はもっと長いものでした。しかし、事前に何人かの友人に読んでもらったところ、長過ぎるという声があり、また自費出版の費用もページ数が多いと増えるので、本筋には影響のない、独立したエピソードのいくつかを、泣く泣く削除することにしました。せっかく金武さんからお聞きしたエ...
山下清徳2021年5月8日2 分感想文8徳川家康の遺訓の一つに、「人の一生は重荷を追うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。不自由を常と思えば不足なし」というものがある。けだし至言であると個人的には思う。現代語でいえば、人の一生というものは、重い荷を背負って遠い道を行くようなものだ。急いではいけない。不自由が当た...