読書に苦手意識がある私が、この本の第1ページを開くにはかなりの覚悟が必要でした。
ところが、最初の6行でスッと悠二の人生に吸い込まれて行きました。
細かい描写に風景や状況が目の前に広がります。彼の仕事の内容の詳しい説明にも知らなかった知識を得た気がしました。展開の早さもあり、どんどん読み進みます。
悠二の心情が痛いほど伝わり、親心が湧いたり色々な感情が湧いて悠二の半生に連れ添いました。
物語は突然終わってしまいます。
それでどうしたの?
結婚は?
体調は?
仕事は?
ご両親は?
悠二の人生が続いているから、ここまでなんですね。是非、歳を重ねた悠二のその後を知りたいです。
素敵な物語をありがとうございました。
京子さん、
感想文、大変ありがとうございました。
メールで頂いていたのに、しばらく忘れてしまっていて申し訳ありませんでした。
読書が苦手という京子さんが、吸い込まれるように読んで頂いて、大変良かったです。
でも、この先が大変気になりますよね。
他の方からも、続編を希望される声を頂いていますが、今度は20年も掛ける訳にはいかないので、そうと決めたら、さっさと書いてしまいたいと思っています。
また同窓会でいろいろと話が出来ればと思っていますので、その時を楽しみにしています。