文学フリマin TOKYO

更新日:6 日前


11月23日の午後、流通センター内で行われた第三十三回文学フリマなるものに行ってきました。理由は出店者名簿から、小出版社や同人誌などの他に、個人で自費出版した本を出店されている方も散見したので、参考にしたいと思ったからでした。

 さて、会場に入ると、まずその広さに驚きました。そして、その出店者の数(667店)と来場者の多さにも。取り敢えず、1店1店、前を通って眺めてみようと思い立ち、ジグザグ行脚を開始。


 まず、最近芥川賞を受賞された李琴峰さんの小説を平積みにしたブースがあったので、「これ、サインとか入っていますか?」と訊くと、「サインしますよ、本人ですから」と机の向こうの女性が答えられました。マスクをしていたので気付かなかったのですが、よく見れば、新聞などで見かける女性が漢服を着て目の前に座っておられます。これは買うしかないと思い、受賞作を購入しました。

 次に、『民主文学』を出店していたブースでは、平野啓一郎氏へのインタビュー記事を載せている号があったので、これを購入。1965年に創刊以来、毎月発刊されているということで、地道な活動には頭が下がります。

 その近くには、何と『駒場文学』も出店。こちらは1950年創刊とさらに古い歴史があります。同誌の先輩面をするのもおこがましいので、取り敢えず自作の宣伝を少しして、最近の号を購入しました。他にも大学の同人誌は多数出店していました。

 一番行列ができていたのは、岸田奈美さんのコーナー。列の長さに辟易としながらも、購入するかどうか悩んでいたら、何とコピーライターのI氏がやってきて、歓談をし始めたので、断念して他の店へ。


 それにしても、聖から俗、硬から軟、アマからプロ、とにかくありとあらゆる文学を寄せ集めた催しでしたが、デジタルという表面的なものではなく、様々な人たちの様々な想いが込められ、重さと質感を持った、それぞれが個性的である本という媒体の良さを、改めて感じることが出来ました。しかも、来場者は多かれ少なかれ文学に興味を持っている人たちばかりなので、次回はぜひ出店してみようかと考えています。

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