8月28日(土)、サントリーホールで行われていたサマーフェスティバルの最終日、第31回芥川也寸志サントリー作曲賞選考演奏会に行って来ました。
お目当ては、『小林秀雄に学ぶ塾』で共に学んでいる桑原ゆうさんの『タイム・アビス』を新日本フィルハーモニー交響楽団による演奏で聴くことでした。会場には池田雅延塾頭を始め、何人かの塾生も訪れ、桑原さんを応援しながらも、皆さん、この演奏会を心より楽しまれたと思います。そして、同賞には見事、桑原さんの曲が選ばれました。
ちなみに、桑原さんには小説『人生の花火』のクラウドファンディングのサポーターにもなって頂いております。桑原さんの公式HPは下記ですので、是非ともその楽曲を聴いてみて下さい。
ところで、サントリーと言えば、ウイスキー。ウイスキーと言えば、その揺籃はオークの樽。そういったことにも関連して、サントリーホールには私が勤務する会社の製品である、オークの壁紙が使用されています。
1986年にオープンしたこのホールの内装が評判を呼んでか、その後、ニューヨークのリンカーンセンター内にある音楽ホール、ソウルのアートセンターにあるオペラハウス、天津にあるジュリアード音楽院のコンサートホールにもその木の壁紙が使用されました。迫力あるオークの壁紙の内装を眺めながらの桑原さんの受賞は、二重の意味で格別なひと時となりました。もちろん、内装はあくまで桑原さんの引き立て役ですが。
ということで、桑原さんの今後のさらなるご活躍に期待いたしましょう。
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