「人生の花火』届きました。ありがとうございまいた。
さっそく読みました。良かったです。この所、自分の人生を振り返ることの多くなったBOKUでなのですが・・・。読んでいて、同感し、共感し、人生を振り返る助けになりました。そして、読了後、TOMIBE氏だなァ‥と思いました。良い小説だと思います。この頃、読み始めては途中で放り出す小説の多い中、この本は一気に(2日で)読み終えました。退屈しない内容でした。BOKUの様な「東京流れ者」には「そうだな」と思える1冊でした。良い小説を送ってもらって、有難く思います。
人生いろいろな事があります。そして出会った人たちがどこへ行ってしまうのか? いつも気がかりです。そうした想いを慰めてもらった気がします。
「色々な事があったなァ」と感慨に浸る1冊でした。
そして、このコロナの中、まだまだ大変で危惧されますが、何とか乗り切りたいものです。 僕の方は相変わらずの暮らしをしています。カフカを読んでも、カズオ・イシグロを読んでも、100ページくらい読むと、なんだろうなと止めてしまいます。読み通せたのは、ブローディガンの「西瓜糖の日々」が最後でした。
でも、『人生の花火』はバッチリ読みました。なかなか難しかったと思いますが、よい小説に出来上がりましたね。喜ばしい限りです。
読み終わって本棚に仕舞いました。
『人生の花火』の背表紙は、ずっとそこで何かを語りかけることになると思います。
本当に本になって良かったと思います。
安田一男
過去を振り返りながら
安田君 小説通の安田さんにお褒めの言葉を頂き、大変うれしいです。 安田君とは二十歳のころ、ぴあのアルバイトで知り合って以来の付き合いで、かれこれ46年になりますね。当時はお互い村上春樹に惹かれながら、いろんな音楽を聴いていました。その後も定期的に会って飲み歩きながら、趣味の話やまだ見ぬ理想の女性の話とかしていましたね。そうしてお互い何とか結婚に辿り着きましたが、その後、安田君にとっては大変辛い出来事がありました。恐らく私よりも人生の機微や残酷性について知悉している安田君にとって、多少は綺麗物語かもしれないこの小説を楽しんで頂けたとしたなら、私にとってこれほど嬉しいことはありません。
近い将来、過去を語り合いながら、それぞれの人生を見詰め直すことが出来ればと思います。それまでは、お互い何とか生き延びましょう。
冨部