top of page
tara

感想文9

 さて、遅くなりましたが、「人生の花火」拝読いたしました。

 4月の中旬には読み終えていたのですが、何となく日が過ぎ・・・。

 厚い本なのにトントン読め、ちょっと説明過剰かと思えるところもありましたが、

その場の空気感というか登場人物(特に主人公が感じている)心情がとても上手く表現されていて、「気持ちの共有」ができて愉しめました。

 こう書いては失礼ですが、いい意味での裏切り、でした。

 また、全体の流れを、途切れさせることなく、つまり読者に飽きさせることなく、

一気に読ませるのはなかなかの筆力です!


 なんだか褒め殺しのようになってしまいましたね。

閲覧数:49回1件のコメント

最新記事

すべて表示

感想文27

このたび、「人生の花火」を拝読し、感動いたしました。 登場人物の心理描写が私にはとてもしっくりくる感じがして、「そうだよな」「なるほど、そう思うよな」という風に、登場人物(悠二)に一つ一つ共感しながら読むことができました。井上靖の作品(しろばんば...

感想文26

ことのほか厳しい暑さが続いている八月も、もうすぐ終わろうとしています。 過日は長編小説『人生の花火』をお贈り頂きまして、心よりお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。とても読み応えがあり、私も悠二達の過ごした頃に引き込まれて行き、そこかしこに冨部さんの執筆への熱い...

感想文25

『 人生の花火 』読み終えました。ひさびさの一気読みです。 冨部久志さんの文章がなにより素晴らしい。読ませる! 金武 武さんをモデルとした主人公の「現代的」生き方に最終的に共感し、著者である冨部さんの取材力と真摯な執筆態度にもエールを送りたいです。 ...

1 Comment


Hisashi Tomibe
Hisashi Tomibe
Aug 07, 2021

taraさま


 感想文を頂き、大変ありがとうございました。  というか、お願いして、メールのやり取りの中での文章をそのまま引用させて頂いた形になりましたが。

 いずれにせよ、一流作家の読みたかった小説との比較で好評価を頂き、嬉しかったです。もちろん、「あまり期待せずに読んだ」という但し書き付きですが。

 しばらくお会いしてませんが、また、コロナ禍が収束したら、杯を傾けながら、文学談議に花を咲かせることを楽しみにしています。

 

 冨部

 

Like
bottom of page