感想文9
さて、遅くなりましたが、「人生の花火」拝読いたしました。
4月の中旬には読み終えていたのですが、何となく日が過ぎ・・・。
厚い本なのにトントン読め、ちょっと説明過剰かと思えるところもありましたが、
その場の空気感というか登場人物(特に主人公が感じている)心情がとても上手く表現されていて、「気持ちの共有」ができて愉しめました。
こう書いては失礼ですが、いい意味での裏切り、でした。
また、全体の流れを、途切れさせることなく、つまり読者に飽きさせることなく、
一気に読ませるのはなかなかの筆力です!
なんだか褒め殺しのようになってしまいましたね。