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プロフィール

登録日: 2020年11月23日

プロフィール

1955年 京都市生まれ。

子どもの頃、『少年少女世界名作文学全集』によって小説の面白さを知る。

二十代では同人誌『未確認空間』や『駒場文学』に詩や小説を発表。

その後、銘木製品製造・販売会社に勤務しながら、小説は好んで読み続ける。

現在は池田雅延氏のもとで小林秀雄に関する講座や勉強会に参加し、

本小説のテーマとも言える、「人生いかに行くべきか」を学んでいる。

記事 (80)

2026年4月5日5
(高速)東海道中膝栗毛・終章+α(79)
昭和49年卒洛北高校同総会のあとに訪れた成徳中学校前。3月21日で既に満開の足柄桜。  安藤広重が描いた東海道五十三次の宿場町を、日本橋から始めて三条大橋まで漏れなく巡り、最後に母校である京都の洛北高校に凱旋しようという同窓生の壮大な計画が、約二年半の歳月を経たあと、遂に最後の日を迎えることになりました。  その前日、古希を迎える同窓生の記念祝賀会がありました。近年の物故者や、激しさを増す中東での戦争などの話題も出る中、この世に生を受けてからの七十年間、大震災やパンデミックなどの危機を何とか無事に潜り抜けてきた同志としての連帯感を味わったのは、私だけではないと思います。五十年以上会っていない人もいましたが、すぐに当時の思い出話に花が咲き、それまでの時空の隔たりは雲散霧消、貴重なひと時を過ごせました(翌週には古希を祝う修学院中学校の同窓会もあり、続けて出席しましたが、二次会のカラオケも含めて、これも大変楽しく有意義な会でした)。 『積木の会』というのは洛北『23期の卒業生』という事から命名されました。  さて、その翌日。まずは草津宿から。草津には母方の祖父や叔父が住んでいたことがあ...

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2026年1月22日4
横山剣と江利チエミと小林秀雄(78)
一見何の繋がりもなさそうに思える三人ですが、江利チエミを高く評価するという点で、その名を並べてみました。  まずはクレイジーケンバンドの横山剣。  既にご存じの方もいらっしゃると思いますが、2026年1月11日(江利チエミの誕生日)に、彼女の楽曲が、世界の主要ストリーミングサービスで一斉に配信開始されたという公式リリースが発表されています。横山剣もさっそく SOUND FUJI の企画である『私が聴く、江利チエミ』に コメント を寄せています(三人目です。下線部をクリックして、選曲もお楽しみ下さい。Spotifyやyoutubeなどで聴けます)。  江利チエミは、洋楽、歌謡曲、民謡まで難なく歌いこなしますが、同様に何でもこなす天性の歌手であった美空ひばりにはない、ある種の健康的な味わいがありますね。  そして小林秀雄。 『モオツァルト』という著作があり、ブラームスを始めクラシック音楽を深く愛していた人物が江利チエミを評価していた、というと意外に思われるかもしれません。しかし、昭和37年12月の朝日新聞に載せた『江利チエミの声』という短文で、こう書いています。...

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2026年1月4日2
大河原愛さんの個展(77)
「Trace of Silence 5」  京都に帰省中だった昨日、大阪高島屋で開催されていた、大河原愛さんの個展「鼓膜に残る静寂を優しさに変えるすべについてII」に行ってきました。一昨年の六月、銀座 蔦屋書店で行われていた個展については、『二つの展示会(60)』というタイトルでブログに書きましたが( 二つの展示会(60) ) 、その変わらぬ信念に基づく絵は、一年半の時を経て、より強く心に訴えかけてきました。 展示会場に貼られていた大河原さんの言葉  特に「Trace of Silence 5」は、前回、この人型をした不思議な布の絵を見た時にも、「不在と実在、悪霊と天使が同居しているような、重層的な世界を感じ」ましたが、顔のないその表情が、より豊かに表現されていて、その世界観がさらなる上の階層へと登り詰めたような迫力と重厚感に圧倒されました。いい意味での宗教画的な匂いもするこの絵は、恐らく大河原愛さんの代表作の一つになるのではないでしょうか。  また2024年より始まった動物シリーズの絵もさらに進化を遂げていて、「人の心の闇と痛みと、そこからにじみ出る光を描き出したい」という思い...

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Hisashi Tomibe

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