Hisashi Tomibe3月24日3 分東海道中膝栗毛・その2(56)箱根の関所近くから見えた富士山。手前は芦ノ湖。 昨年11月に京都・洛北高校の同窓会のメンバーで日本橋を出発し、戸塚まで踏破しました。そして先週、今回はメンバー十五名で、藤沢から吉原までを一泊二日で約五万歩を歩いて制覇しました。幸い天気も味方をしてくれて、道中、富士山三昧でし...
Hisashi Tomibe3月23日2 分岡崎武志さんの新刊(55)小説『人生の花火』の帯の文章を書いて頂いた岡崎武志さんが、今年の一月に、自身の古本との付き合いの集大成とも言うべき本を二冊上梓された。 一つはちくま文庫の『古本大全』、もう一つは書肆盛林堂出版の『昨日も今日も古本さんぽ』である。前者は東京堂書店で猫のイラスト入りのサイン本を...
Hisashi Tomibe3月3日3 分原爆ドームとおりづるタワー(54)2月25日(日)に行われる文学フリマ広島に参加を決めた時、この機会を利用して今まで訪れたことのなかった原爆ドームと広島平和記念資料館に行ってみようと思いました。原爆投下当時とその後の悲惨さは、写真や映像では見て感じているものの、実際にその場所に立ってみれば、また違った感慨が...
Hisashi Tomibe2月11日4 分ミャンマー旅行記(53)1月24日(水)から2月4日(日)まで、吉祥寺にある「街々書林」にて行われた「世界の街々の人々」という作品展に、ミャンマーで撮影した写真を一枚展示させて頂きました。 期間中は一日平均約五十名が展示会場を訪れ、盛況だったようです。私のものは写真としては完成度が低いですが、その...
Hisashi Tomibe2023年12月29日3 分都会の中の異空間(52)先日、山崎文庫で山崎さんと話をしていて、豊島区にあるフランス文学者の鈴木信太郎の記念館で小林秀雄関係の展示が行われているということを教えてもらい、それは是非とも行かなくてはと思って足を運ぶことにしました。 丸ノ内線新大塚駅を降りて地上に出ると、そこは六叉路の交差点。さて、ど...
Hisashi Tomibe2023年11月26日2 分東海道中膝栗毛(51)京都の高校の同窓生(同学年)が関東に三十人ほどいるのですが、そのうち十名ほどで、数年掛けて、東海道五十三次の宿場町を一つずつ巡って行き、広重の絵と同じ場所で記念写真を撮り、最後は京都の三条大橋に辿り着くという壮大な計画に参加することにしました。もちろんずっと歩いては行けない...
Hisashi Tomibe2023年10月9日2 分武相荘に行ってみた(50)手前の茅葺屋根の建物が住居で、その向こうはレストラン。 その存在を知って十年は経っただろか、いつか行ってみたいと思っていた武相荘をようやく訪れた。 場所は小田急線鶴川駅から歩いて約15分。しばらく歩くと、坂が多い町であることに気付く。やがて武相荘の看板が出てきたところで左に...
Hisashi Tomibe2023年9月30日2 分月ヲ見テ君ヲ想フ(49)2023年9月29日(金)中秋の名月 中秋の名月だった昨夜、仕事が終わったあとに文京シビックホールまで足を運び、挾間美帆m_unit日本ツアーのコンサートに行ってきた。 彼女の名を知ったきっかけは、数年前にジャズ評論家の村井康司さんと岡崎武志さんの対談をネットで聞いていた時...
Hisashi Tomibe2023年9月12日3 分大坂夏の陣(48)展示ブースの様子。電灯がアクリル板に反射して、花火写真がうまく撮れませんでした。 去る九月十日(日)の残暑厳しい折、文学フリマ大阪に再出店しました。去年は自分の小説だけでも五冊売れたので、半額で販売する今年はもっと売れるのではないかと期待していたのですが・・・。...