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ミャンマー旅行記(53)



 1月24日(水)から2月4日(日)まで、吉祥寺にある「街々書林」にて行われた「世界の街々の人々」という作品展に、ミャンマーで撮影した写真を一枚展示させて頂きました。

期間中は一日平均約五十名が展示会場を訪れ、盛況だったようです。私のものは写真としては完成度が低いですが、その由来が興味深いのではないかと思い、いくつかの写真に説明を添えてパンフレットにしたものを展示写真の下に置いて、気に留めた人には読んで貰えるようにしました。折角ですので、こちらでも紹介させて頂きます。


1.初めてのミャンマー                               2011年に民主政治が始まったミャンマーに、2014年9月、会社の仕事で訪れることになりました。写真はミャンマー上空を飛んでいる所です。手前は緑で青々としているのに、向こう側は雨季の大雨により大地は泥水で覆われています。見たことのないような世界です。


2.展示会参加

 今回の旅の目的は家具や木材関係の展示会に参加することでした。その会場に向かう途中の写真です。ヤンゴンの街では道路の真ん中を自転車が横切って行き、いかにも東南アジアらしい風景です。


 会場の前には自社の取り扱い製品の木の壁紙である「SANFOOT」が堂々と宣伝されていました。尤もそれ以外は何が書いてあるのか分かりませんが。


 主催者、出展者が一堂に集まった開会式のセレモニー。皆さん、ミャンマーの伝統衣装であるロンジー(足首まである巻きスカート)を履いておられます。


 当社の製品を輸入販売しようとしている貿易会社の一家。真ん中のミャーミャータンさんが中心的な役割を果たしています。


 テレビの取材を受ける次男。来場者の「SANFOOT」に対する評判も上々で、今後のさらなる販売を期待していました。


3.展示会を行った理由

 実はその1年前、ミャンマーのルビーホールという国際施設に「SANFOOT」を使ってもらいました。材料の製造・輸出は当社、設計・材料輸入はシンガポールの会社、施工はタイの会社という国際的な共同作業のもとに完成された大広間の写真です。「SANFOOT」は天井とドアに使われています。


 世界地図を模した、別の広間の天井。2014年のアセアン会議はここで開かれました。この内装の仕事を手掛けて成功させたタイの会社の人たち。プライドの高さが窺われます。民主化により、これから経済が発展して行き、有望な市場になるとこの時に思いました。


4.夜の公園で

 展示会が終わった夜、ホテルの窓を開けると、近くの公園で音楽をやっているのが聞こえてきました。明滅する明かりもちらほら見えます。何だろうと思い行ってみると、音楽に合わせて噴水ショーをやっていました。


 噴水の方向と色は刻一刻と変わり、大変目に鮮やかです。夜に映えるという点では、花火に似てなくもありません。


 うっとりして見惚れていると、始まったばかりなのか、人々も徐々に集まり始めました。


 この時に何枚か写真を撮ったのですが、あとで写真を見返したところ、思いがけない写真が一枚撮れていました。それが次の写真です。何と子供の背に天使のような羽が、そして傍らにはそれをやさしく見守る母子の姿が写っていました。まさに奇跡としか言いようのない、絶妙の瞬間を捉えた一枚です。今回の「世界の街々の人々」の作品展にはこの写真を展示させて頂きました。


 遠くには、有名な寺院である「シュエダゴン・パゴダ」が我々を見守っていました。


5.未来への希望

 子供と母子の明るい未来を暗示するような写真を見て、これはミャンマーの民主化が順調に進んでいくことを暗示していると確信していました。しかし、残念ながら、2021年には再び軍事政権が国を支配することになり、民主勢力は激しい弾圧を受けました、いや、今も受けています。展示会を一緒に行った会社との連絡もなくなり、ミャーミャータンさん一家が現在どのような状況にあるか心配です。

 そして、ミャンマーだけではなく、その後もウクライナやガザで戦争が始まり、中東でもきな臭い匂いが立ち込めて、世界は再び暗いベールに覆われるようになってきました。和平工作も行われてはいますが、成功には至っていません。それでも、我々が人々の良心を信じ、強く平和を望めば、紛争や戦争はやがて終わることでしょう。いや、何の罪もない子供たちのためにも、一刻も早く終わらさねばなりません。


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