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東海道中膝栗毛(51)



 京都の高校の同窓生(同学年)が関東に三十人ほどいるのですが、そのうち十名ほどで、数年掛けて、東海道五十三次の宿場町を一つずつ巡って行き、広重の絵と同じ場所で記念写真を撮り、最後は京都の三条大橋に辿り着くという壮大な計画に参加することにしました。もちろんずっと歩いては行けないので、電車やバスなどを使っての行程になります。

 まずは第一回目。勤労感謝の日に、東海道の起点である日本橋からスタート。現在、高速道路の高架の下に橋はありますが、2040年には青空の下になるとのこと。それまで生きていられるかは微妙です。

     日本橋にある日本国道路元票の標識。ここが東海道の起点です。

    時節柄、日本橋三越の前に飾られたクリスマスツリー。歪んでいます。


 この旅の規則として、宿場町の近くに神社・仏閣があれば、旅の安全や世界の安寧を願ってお参りすることになっています。日本橋の近くには福徳神社があって、さっそく参拝。みなさんがせっせと旅守を買っている中、私は密かに勝守を購入。週末の期待が膨らみます。

         周りが高層ビルに囲まれた福徳神社で参拝。


     この日は天も味方をしてくれて、昼間は汗ばむほどの陽気でした。


 次なる目的地の品川で記念撮影をしていたら、一人の女性が何をしているのか話し掛けて来られ、旅の所以を話すと、夕食まで時間があるので是非ともご一緒したいとのこと。聞けば、明日は京都に行くとのことでした。これも何かの縁でしょう。

      最後列の女性が飛び入り参加。旧東海道を歩いていきます。


    街道沿いには至る所に小さな観光スポットがあります。これは品川宿の松。


        途中の川に掛かっている橋にも江戸情緒があります。


 神奈川の近くには浦島伝説が伝わる慶運寺があり、ここでも参拝。寺の脇の堂には亀に乗った観音様が祭られていて、何と浦島太郎が玉手箱と共に持ち帰ったものであるとのこと。そんなアホなと言いたいところですが、子供の夢を育む可能性もある代物なので、そっと手を合わせておきました。

   亀に乗る観音様。お堂は普段は囲われていて、覗き穴から撮影しました。


 さらに保土ヶ谷、戸塚まで駒を進めましたが、その頃にはあたりはすっかり闇でした。歩いた距離は二万二千歩ほど。約15キロといったところでしょうか。打ち上げのビールが死ぬほど旨かったことは言うまでもありません。

           戸塚の自販機も東海道五十三次仕様。


 次回は三月の予定です。果たして何年掛かるのか? 京都に辿り着くまでは何とか歩けるほどの健康でいたいものです。

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