「人生の花火」読みました。
面白かったです。
花火写真家の金武氏が、
「作者、冨部さんの半生も織り交ぜた二人のハイブリッド
小説」と書かれていましたが、まさにそんな感じがしました。
登場人物、シーン、語られている音楽、様々なものが、
私の思い出とも重なり、ノスタルジックな癒し効果が
ありました。心の葛藤や思いやりなど細やかな表現が
何とも言えずイイ感じで、後味のよい素敵な本に
なっていると感じました。
通勤電車の中で楽しんで少しづづ読んでいたのですが、
読んだ後、楽しみが無くなったようで、
次の作品を読みたくなりました。 連 健夫