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感想文22

 冨部 久志という人物が花火写真家・金武 武とシンクロして、心地よい読後感の小説を書いて見せた。

 飾らない文章だが主人公と作家の相性が見事に一致したとでもいえばいいのだろうか。作家、写真家ともに不器用な印象であることがこの小説を牽引して物語は進む。その初心の強さが読者を引き込んで行くのである。

 小説にとりかかって17年の歳月がかかったとあったが、飲みやすくコクを含んだワインのようにほどよく熟成されたようだ。いつの間にか小説を読了していました。

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感想文29

自費出版されたと聞いていたが、とても面白く読み進むことができた。その時代に生きた人のあるあるをたくさん感じました。これはドラマ化すれば面白いものになるだろうと思った。

 
 
 
感想文28

『人生の花火』〜光と闇とあの日の恋〜 こんにちは。『人生の花火』拝読させて頂きました。 早速ですが、感想文をお送りさせて頂きますね。 学生時代の金武さん(悠二)の、喘息やアレルギー疾患に苦しむ様子や 療養所生活での鬱々とした日々や親友の死...

 
 
 
感想文27

このたび、「人生の花火」を拝読し、感動いたしました。 登場人物の心理描写が私にはとてもしっくりくる感じがして、「そうだよな」「なるほど、そう思うよな」という風に、登場人物(悠二)に一つ一つ共感しながら読むことができました。井上靖の作品(しろばんば...

 
 
 

1件のコメント


Hisashi Tomibe
Hisashi Tomibe
2023年5月13日

 007さま、感想文をありがとうございました。

 楽しんでお読み頂けたようで、ほっと胸を撫で下ろしました。  そうなんです、主人公の半分は自分のような気がします。時間を掛けて書いている間に、いつの間にか主人公の物語の中に入り込んでしまっていたようです。確かに文章も不器用ですが、物語の力がそれを救ってくれたのではないかと思っています。次作では、文章ももう少しレベルアップしたいものです。

 

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小説『人生の花火』との対話

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