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小説『人生の花火』との対話
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益子の秘宝と栃木の花(43)
五月四日の気持ちよく晴れた、汗ばむほどの陽気の中、栃木県を訪れました。お目当ては30万人が集まるという益子の陶器市。朝十時には到着したのに、もうお店や路上は人の波で溢れ、さらに狭い道をどんどん車がやって来るので、危険とも言える状況。...

Hisashi Tomibe
2023年5月5日読了時間: 3分


光陰矢の如し(42)
先週は木の壁紙の販売会社であるアメリカのJACARANDA社のトム社長が、息子のクリスとピーターを連れて来日。三十数年前、私がマイアミに駐在していた頃はまだよちよち歩きだったクリスは、その後ハーバード大学を出て、今やペプシの財務を任されています。 トム社長とクリス...

Hisashi Tomibe
2023年4月24日読了時間: 2分


いざ鹿児島へ(41)
先々週の飛び石連休を利用して、三十四年ぶりに鹿児島の地を訪れました。そこには大学時代の同人誌仲間一人が住んでいて、同じ仲間四人で旧交を温め合いました。同人誌仲間は四人のほかにもいて、それぞれ仕事を持ちながら、未だに小説を書いている人間が三人、文章を書くことを生業としている人...

Hisashi Tomibe
2023年4月3日読了時間: 2分


動画三本立て(40)
その昔、名画座などで三本立て映画というものがありました。おしりの痛さと理由の分からない頭痛に悩まされながらも、若い頃にはよく通ったものです。どっぷりとスクリーンの中の世界に浸ったあと、映画館の外に出ると、光の眩しさと映画の世界との落差に頭がくらくらして、しばらくは地に足が着...

Hisashi Tomibe
2023年3月19日読了時間: 3分


石月文庫について(39)
石月正広さんとは京都の友人の紹介で、とある動物を共に愛する仲間として知り合い、神保町のPASSAGEでも『人生の花火』とともにその著作を二冊置かせて頂いています。また、ご自宅にも何度かお伺いしていますが、与謝蕪村を主人公とした『夜半亭』という作品の取材で懇意になられた京都の...

Hisashi Tomibe
2023年2月12日読了時間: 2分


岡崎武志さんの新刊(38)
岡崎武志さんには2017年より年に数回行われてきた新潮講座の「文学散歩」でお世話になっており、その縁で『人生の花火』の帯を書いて頂きましたが、今年の1月に『ここが私の東京』、『憧れの住む東京へ』という二冊の本を上梓されました。この二冊は2012年に刊行された『上京する文学』...

Hisashi Tomibe
2023年2月2日読了時間: 3分


年の瀬に寄せて(37)
神田神保町交差点のイルミネーション。本屋の街に相応しく控えめです。 この三か月間、全くブログを更新していませんでした。ブログに書くことがなかったのではなく、主にFacebookなどに近況を投稿していたせいで、何となく皆さんに報告した気になっていたこともあり、ずるずると空白期...

Hisashi Tomibe
2022年12月24日読了時間: 3分


金武 武さんのミニ写真展などのお知らせ(36)
会場への入口。素敵なアプローチです。 9月の3連休を利用して、京都で金武さんの花火写真(A3サイズ中心、10枚程度)の展示会(購入可)と、私や金武さんや石月正広さんの本の販売を以下の要領で行います。 日時:9月23(金)-24日(土) 12~19時...

Hisashi Tomibe
2022年9月8日読了時間: 2分


文春オンライン(35)
本日も文春砲が炸裂していますが、文春オンラインでも花火が打ち上っています。なんと金武 武さんが二つの記事に分けて取り上げられました。私の小説の内容と被るところもありますが、こちらは何といっても本人が語った言葉。重さが違います。小説を読んで頂いた方はその内容を思い出しながら、...

Hisashi Tomibe
2022年8月24日読了時間: 1分


「ぴあ」の思い出(34)
昨日、「猫の本棚」の店主である樋口尚文さんのTWEETで『ハヤシくん 団塊のぴあニスト』という本が紹介されているのを見つけた。これは是非とも買わなくてはと思い、週末の雨で幸い多少暑さのゆるんだ中、神保町の「猫の本棚」に向かった。そして、本を購入しながら「ぴあ」でアルバイトを...

Hisashi Tomibe
2022年8月7日読了時間: 4分


「東京SUGOI花火」などなど(33)
7月6日(水)に『東京SUGOI花火』を見に行ってきました。前日までは雨予想で、しかも台風の影響で中止の恐れがありましたが、祈りが天に届いたのか、当日は見事に晴れました。場所は府中競馬場。何十年振りかの訪問でした。このアプローチ、今日は儲かるだろうかとドキドキしながら歩いて...

Hisashi Tomibe
2022年7月9日読了時間: 2分


猫の本棚(32)
7月2日(土)に、神田神保町にあるシェア型書店「猫の本棚」にも小説『人生の花火』と金武武さんの花火写真の本『眺望絶佳の打ち上げ花火』『超・花火撮影術』、そして石月正広さんの小説『月光仮面は誰でしょう』『神が自殺をえらぶとき』、さらに昔の映画パンフレットをいくつか置かせて頂き...

Hisashi Tomibe
2022年7月3日読了時間: 1分


文学フリマ、いざ参戦(31)
撮影:金武 武さん 以前、文学フリマを訪問して、その時のことを書きましたが、今回は、出店者として参加しました。来場者は出店者含めて5,482人、大盛況でした。その中で、私がテーブルの上に並べたのは、自分の小説以外に、石月正広さんの小説、金武武さんの花火写真読本と花火写真のハ...

Hisashi Tomibe
2022年5月31日読了時間: 3分


PASSAGE棚主デビュー(30)
前回、ご紹介したPASSAGE、遂に棚主としてデビュー致しました。置かせて頂いたのは、私の小説の他に、盟友である金武武さんの写真集二冊と石月正広さんの小説二冊。金武さんについては、このホームページでも何度かご紹介していますが、改めて、ネットの写真だけではなく、色鮮やかな花火...

Hisashi Tomibe
2022年4月27日読了時間: 2分


PASSAGE by ALL REVIEWS(29)
4月16日(土)、神田すずらん通りにあるPASSAGEのポップアップ台において、一日店長を務めさせて頂きました。店長とは言っても、守備範囲は台の上の小説「人生の花火」や金武さんのムック本「超花火撮影術」「眺望絶佳の打上花火」+αを売るだけですので、それよりは、周りに並んだ棚...

Hisashi Tomibe
2022年4月17日読了時間: 1分


いつか王寺駅で(28)
三月の岡崎武志さんによる新潮講座は、堀江敏幸の「いつか王子駅で」を題材にした、都電沿線を巡る文学散歩でした。 まずは、モノレールに乗って飛鳥山に登りました。ケーブルカーではないこのモノレールは、2009年に運行を開始したという事ですが、2001年に刊行されたこの小説の中には...

Hisashi Tomibe
2022年3月22日読了時間: 4分


森の図書室(27)
これまで何度か耳にしたことはありましたが、先日、渋谷にある「森の図書室」を初めて訪れました。 2014年にオープンしたというこの店、気にはなっていましたが、どこにあるのかよく調べないまま、ずるずると年月を経てしまいました。そうしたら、昨年、渋谷の駅に直結するビルの8階に移転...

Hisashi Tomibe
2022年3月16日読了時間: 2分
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